教師

生徒会活動は生徒の力を信じることから始まる

生徒は、大変な力を持っているものです。

それを引き出しているかいないかは教師側の責任なのかもしれません。そのためには、いろんな活動の場を与え、次に自分たちで考えさせて育てていくことが大切です。

いろんな行事を実施する前の「実行委員会の組織化」は生徒の力を引き出す良い方法です。

この力を授業づくりに生かしていく取り組みの1つが「ピア・サポート」です。

生徒会活動の活性化は各学年のリーダー育成に負うところが大きいと言えます。学年をよくするかどうかはよきリーダーを育てているかどうかにかかっているとも言えます。

全国で取り組まれている「ピア・サポート活動」も生徒に仲間同士で解決する力をつけるものです。この手法を取り入れて学校を安定させていく取り組みがいろんな学校で展開され始めています。

ピア・サポートの入口は、上級生から下級生への支援活動です。小学校の児童への学習支援もその良い手立ての1つです。

委員会活動をなおざりにしない

担当の先生がしっかりと準備をして各種委員会活動に臨む

話し合う議題を用意し、レジュメの準備をしておきましょう。

集合した生徒のいい加減な態度は許さない

委員会活動になると極端に態度が悪くなる生徒がいるので、そういったことにはきちんと対応しましょう。

リーダー育成は生徒の特性や特技を利用して

部活動と連携したリーダー育成

部活動で頑張っている生徒を学級や学年の核にして、活動の場を与えると良いです。

学年行事をリーダー育成に利用する

保護者の了解を得て、遠足の下見にリーダー格の生徒を連れて言ったり、案を作らせるなどするのも良いです。

レクリエーションの企画・運営を生徒会に任せる

朝の放送、昼の放送、下校時の放送を生徒会の手で

出来る限り緊急放送を利用せず、生徒への連絡は生徒会に行わせていきましょう。

昼レクリエーションの運営

定期的に生徒会主催のミニスポーツ大会(大縄跳び大会、ドッジボール大会、バスケットボール、サッカー、バレーボール大会等)を昼の休憩時間に実施するのも良いです。真面目な生徒に活躍する場を与えることができます。

生徒会役員に活躍の場を豊富に与える

着任式を生徒会主催に

新しく来た先生の紹介、歓迎の言葉などを生徒会に運営させましょう。

社会問題に取り組ませる

人権問題等の社会問題について全校生徒に考えさせるきっかけを与える場を考え実行していくと良いでしょう。

また、老人ホーム等に直接足を運び、高齢の方と交流の場をもうけるのも良いです。

その他

学校紹介を生徒会の手で行わせる。

新入生やその保護者に向けての学校紹介を生徒会中心に行ったり、学校紹介の冊子を作ったりするのも良い取り組みです。

部活動の大会の激励会の運営

全校集会等を利用し、出場クラブを紹介、激励といったことを企画・運営するのも良い取り組みです。