運動神経は幼児期に決まる！？幼児期におススメのスポーツとは

プレ・ゴールデンエイジ期

子ども達には運動能力が急速に発達する期間があります。

これをゴールデンエイジ期と言います。

10〜12歳頃の子供は心身ともに急速に発達し、運動の動作習得には最も適した時期であると言われています。

この時期の子どもは集中力も高く運動における学習能力が著しく向上して大人でも難しい動作であっても即座に覚えることも出来るほどです。

さらにこの前段階、2〜9歳頃はプレ・ゴールデンエイジ期と言われています。

遊びを通じて運動の基本的な動作を学ぶ重要な時期にあたります。

このプレ・ゴールデンエイジ期に様々な運動をすることで神経回路が刺激され、これが後に運動の「得意な子」になるか「苦手な子」になるかの差になると言われています。

大谷翔平選手や本田圭佑選手、内村航平選手、錦織圭選手など多くの一流アスリート選手達は幼児期から水泳や体操、サッカー等の様々なスポーツを経験していたそうです。

幼児期の運動

特に幼児期は運動機能が急速に発達し、多様な動きを身に付けやすい時期です。

この時期に体をたくさん動かすと、普段の生活で必要な動きをはじめ、とっさの時に身を守る動きや将来的にスポーツに結び付く動きなど、多様な動きを身に付けやすくなります。

幼児が体を動かす遊びには、必ずといっていいほど多様な動きが含まれています。

ですから、幼児が夢中になって様々な遊びをすると、結果的に多様な動きを経験し、それらを獲得することができるのです。

幼児期の運動時間の目安ですが、１日合計60分以上が望ましいです。

文部科学省が実施した調査では、外遊びをする時間が長い幼児ほど体力が高いものの、4
割を超える幼児の外遊び時間が 1 日 1 時間（60 分）未満でした。

「毎日、合計 60分以上」という目安は、世界保健機関（WHO）をはじめ多くの国々で推奨されている世界的なスタンダードです。

もちろん時間だけが問題なのではなく、様々なび遊びを中心として、散歩や手伝いなど多様な動きを経験することが必要です。

幼児期における運動は、適切に構成された環境の下で、幼児が自発的に取り組む様々な
遊びを中心に、体を動かすことを通して、生涯にわたって心身ともに健康的に生きるため
の基礎を培うことが重要です。

幼児期は心身の発達が著しい時期ですが、もちろんその成長は同じ年齢であっても個人差が大きいので、幼児に体を動かす遊びを提供するにあたっては、一人一人の発達に応じた配慮が必要です。

幼児はその時期に発達していく体の諸機能を使って動こうとしますから、発達の特性に
合った遊びを提供すると、無理なく多様な動きを身に付けることができるだけでなく、け
がの予防にもつながります。

また、幼児の身体諸機能を十分に動かし活動意欲を満足させることは、幼児の有能感を
育むことにもなり、体を使った遊びに意欲的に取り組むことにも結び付きます。

幼児期に早急な結果を求めるのではなく、小学校以降の運動や生涯にわたってスポーツを楽しむための基盤を育成することを目指すことが重要です。

幼児期におススメのスポーツスクール

幼児期の運動がその後の運動基盤を形成していくために重要なことは分かったと思いますが、家庭だけで様々な運動を経験させ、刺激を与える続けることはなかなか難しいと思います。

とはいえ、幼児期から安心して入会できるスポーツスクールも非常に少ないのが現状です。

そこで今回はおススメのスポーツスクールを紹介したいと思います。