学校の先生は子ども達に対して、どうあるべきなのでしょうか。
どうあるべきなのかという答えは1つではなく、たくさんあるのかもしれません。
いつも子ども達のことを考え、行動や態度で示していくことが子ども達にとって最高の教育になると考えています。
先生は子ども達の才能や可能性を信じて、子ども自身に才能や可能性を気づかせることが大切です。
子ども達のことを才能がなく、どうしようもないと先生が思っていると、本当にどうしようもない子に育ってしまうかもしれません。
才能がないと決めつけると、子どもは悪い勘違いをし、自分には才能がないと思い込みます。
思い込みは、ネガティブな感情を生み出し、子ども達が大人になるまでの成長を妨げてしまいます。

子ども達のことを才能がなく、どうしようもないと思い込むのではなく、どの子ども達にも才能や可能性が必ずあると信じて下さい。
全員の子ども達が天才だと思って接すれば、子どもは素直なので、良い意味での勘違いをし、自分たちは天才だと思い込みます。
子ども達自身も自分のことを才能がないどうしようもないと思うより、自分は天才かもしれないと思い込むほうが絶対に幸せです。
そうやって子ども達自身が自分を信じ続けることは、子ども達自身にポジティブな感情を生み出し未来にとっても絶対プラスになるでしょう。

先生達は
- 子どもの夢を全力で応援する。
- 笑顔を絶やさない。
- 子ども達に情熱的に話す。
- 常に子ども達の良いところをさがす。
といったことを心がけつつ、
先生自身が「子ども達に対してどうあるべきなのか?」という問いに対して真剣に向き合ってください。そうすることでいろいろ気づくことがたくさんあります。
先生だけが子ども達に何かを与え続けるのではありません。
子ども達から先生が与えられることもあります。それは先生次第で、真剣に向き合えば向き合うほど増えていきます。子ども達から学ぶことが多い先生ほど、真剣に向き合っています。
真剣に向き合うとは、悩み相談を聞いたり、寄り添ったりするだけではありません。
叱るときは全力でガツンと叱って下さい。
褒めるときは、子ども達の胸がくすぐったくなるくらいガッツリ褒めてください。
相談に乗るときは、心から真剣に聞いてください。

子ども達を教育していくということは、喜怒哀楽が激しく、苦労が絶えず、労力がかかりますが本当に楽しくてやりがいがあります。
やりがいと感じられる幸せを自覚して、子ども達と先生とで良い関係を築けたら最高だと思います。
その子ども達との信頼関係を作っていくことが先生達の1番の仕事です。
なにを言うにもやるにも、信頼関係がないと話になりません。
信頼関係がないと、何を言っても分かってくれません。
信頼関係があると、少々厳しいことを言っても分かってくれます。
まずは子ども達との信頼関係を作るためにも、子ども達の才能や可能性を信じて、真剣に向き合うことから始めましょう。
