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数学の授業は最初のつかみが大事!
授業の最初の導入では、これからどんなことを学ぶのかを伝えたりイメージさせたりします。ここで、生徒に興味や関心を持たせることが出来れば、数学の授業が成功しやすくなります。
なぜ成功しやすくなるかというと
数学嫌いな生徒が多いからです!
生徒の多くは「数学」という学問に対して、苦手、嫌いなどのネガティブな感情を抱いています。
授業が始まる前から、
「次は数学か~。嫌だな~。」
と後ろ向きな状態でいる生徒が多くいます。
実は、苦手で嫌いな教科ほど、導入部分の工夫次第で生徒の関心がより高まっていくことが分かっているのです。
数学科の教員にとって、生徒の興味・関心を惹きつける授業づくりは、大きな課題です。興味・関心を惹きつけることができなければ単調で眠くなりやすい授業になってしまいます。
授業が始まってすぐの時間帯で、いかに興味を持たせるかが大きな勝負と言えるかもしれません。授業の本題に入る前に、1時間の中でどのような学習をするのか、資料や教材を提示したりして生徒を惹きつけなければなりません。
生徒にとって導入が面白く興味を持つことができれば、その後の授業への集中力が高まります。
この授業の最初の約5分こそが、関心を持てるかどうかの大きな分かれ目であり、教員の力量の見せ所なのです。
そのためには、たくさんの引き出しを持っている必要があります。
教科書に書いてある数学の中身をただ教えるだけの授業ではなく、一味違った生徒の興味・関心を惹きつける面白い授業をするように心がけましょう!
そのための勝負は最初の5分!
毎時間の引き出しである数学ネタを用意しておきましょう!

面白い数学の授業をつくるおススメの本

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