受験2週間前から親が気を付けるポイント
「受験が近づくにつれて緊張が止まらない」「最近、緊張でお腹を壊してしまう」「試験に失敗したらどうしよう」
と受験生の精神状態は不安定になりやすいです。受験はその後の人生を大きく左右する一大イベントであるため誰しも緊張することでしょう。
そんな受験生を1番近くで支えてあげられるのは親や兄弟といった家族ですね。
今回は、受験2週間前から受験生の親が気を付けるポイントを紹介します。
新しい教材の勉強はさせない

「もっと勉強しないと」と焦る気持ちは分かりますが、今まで勉強したことのない問題集や参考書の勉強はさせないでください。
新しい勉強をしても、分からない問題が増えてしまい不安が増すだけです。
2週間前からの勉強は、テキストや問題集の見直し、暗記、漢字、ことわざ、過去問を繰り返しするなど、今までの復習を中心に勉強させるようにしましょう。
「頑張ってきたからもう大丈夫!」と自信を持ったまま受験本番を迎えることが大事です。だから、自信をなくしそうな勉強は、もうこの時期は避けるようにしましょう。
親子ゲンカはNG!ダメ出しもNG!

「もうすぐ受験本番なのにもっと勉強しないでいいの?」「もう寝るの?勉強大丈夫?」「もっと早く行動して、勉強する時間確保しなさい」「またこんな間違いして・・・」と気になって、つい注意したくなると思いますが、
この時期は、すべて見なかったことに!スルーしましょう!
親に言われたことで、子どもの気持ちが凹んだりイラっとしたり、悲しくなったりします。
モチベーションが下がり、勉強に影響します。ストレスから免疫力も下がり、体調に影響するかもしれません。
受験生の子のマイナスな部分を注意したり、モチベーションが下がることを言うのは、絶対にやめましょう。
生ものは食べさせない。肉はよく加熱する。

食あたり、お腹をこわす可能性がありますので、お寿司・お刺身は受験が終わるまでやめておきましょう。食あたりは回復するまでに1週間以上かかる場合もあります。また肉料理はよく加熱して食べさせるようにしてください。
また、受験生は精神的に不安定になりお腹を壊しやすいので、消化の良い食べ物を食べさせるようにしましょう。
受験2週間前からの過ごし方
生活習慣は基本的には今まで通りでいつもとおなじ普通の生活をします。
早寝早起きのリズムを崩さず生活リズムをくずさないようにしてください。
子どもにストレスを与えないように、子どもが過ごしやすい2週間になることを優先して、
おおらかな気持ちで優しさをもって接するようにしましょう。

また、かっこいい・よく考えている・輝いている・素敵・優しい・積極的・力強い・努力している・頑張っている・才能がある・意思が強い・明るい・成長した・集中力がある・字がきれい・超一流・センスある・将来大物になる・光っている・・・などの褒め言葉をたくさん浴びせてあげましょう。子どもの自尊感情が高まり、やる気がみなぎり、受験当日に力を発揮できるかもしれません。
受験当日 親から受験生へのアドバイス
いつも通りが一番
「頑張ってきたから大丈夫、いつも通りすれば大丈夫だから」と送り出してあげましょう。
必ず厚着で受験会場へ
冷えると緊張しやすく、緊張すると冷えやすくなります。受験当日は必ず厚着をさせて試験会場に向かうようにしましょう。
試験会場に着いたら必ずトイレの場所チェックを
トイレの位置を確認しておくアドバイスをしておきましょう。トイレの場所が分かっているだけで安心感が違います。休憩時間や、どうしても試験中にトイレに行きたくなった時にトイレの位置を知らないと時間を無駄にしてしまい、不安が大きくなります。
直前に勉強することは暗記の復習
試験会場へ向かう移動中、試験の休憩時間の勉強は暗記の復習にするようアドバイスしておきましょう。直前に算数・数学の問題を解いてもし分からなければ不安が増してしまいます。自分で作ったノートや単語集など見直すことで安心感につながるでしょう。
深呼吸をする
緊張したり、分からなくパニックになったりしたときは深呼吸をするようにアドバイスしましょう。とても有効なので試してみる価値ありです。
まとめ
1週間前になったら勉強で追いこみをするより、体調面とメンタルをくずさないことが、1番重要です。受験に向かう意欲を落とすことなく、1番いい状態で受験本番を迎えられるよう全力でサポートしましょう!頑張れ受験生の親達!